みなさまこんばんは!
今回は『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』という本の中から、とても参考になった項目をピックアップして8つ、書かせていただきたいと思います!
私自身、現在会社員をしており、中間管理職のような立場にいます。
そこで普段から、

もっともっとマネジメントスキルを向上したい!!!
と考えていました。そこでまずはデールカーネギー著の「人を動かす」を読み始めましたが、最近のハウツー本感がなく、もっとシンプルな本を探しているときに出会いました。
この本は、こんな悩みのある方へオススメです!
①新米リーダー: 初めて部下を持った人や管理職に昇進した人。
②リーダーシップに悩む人: 「自分にはカリスマ性がない」と感じている人。
③組織を変えたい人: チームの信頼関係やモチベーションを高めたいリーダー。
④自己成長を目指す人: ビジネスだけでなく、人間力を高めたい人にも参考になる。
私はこれらの全てに悩んでいました(笑)
この本を読めば「カリスマ性や完璧さは不要。部下を大切にし、誠実に努力する姿勢が重要。人徳がリーダーの核なんだ」ということを学べます。
マインド面から、実際の現場で役に立つことまで、8つピックアップしてご紹介させていただきます!
本のご紹介
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』(岩田松雄著、サンマーク出版)は、スターバックスコーヒージャパンやザ・ボディショップのCEOを務めた著者が、リーダーシップの本質と実践方法を51の項目でまとめたビジネス書です。
リーダーシップは生まれつきの才能やカリスマ性ではなく、誰でも努力で身につけられるものだと強調。部下や周囲から信頼され、「ついていきたい」と思われるリーダーの考え方や行動を具体的に解説。
著者の岩田さんは自身を「普通のおじさん」と称し、華やかな経歴の裏にある失敗や挫折の経験を交えながら、謙虚さや人間力を重視するリーダー像を提示。以下のカテゴリーに分けて、51の考え方が紹介されています。
第一章:リーダーは、かっこいいとは限らない
第二章:リーダーは、饒舌でなくてもかまわない
第三章:リーダーは、部下と飲みに行かない
第四章:リーダーは、人のすることは信じてはいけない
第五章:リーダーは、立ち止まらなければいけない
第六章:リーダーは、多読家である必要はない
第七章:リーダーは、弱くてもかまわない
45万部を超えるベストセラーで、ビジネス書として広く支持されています。



読者からは「リーダー論だけでなく、人間としての成長に役立つ」「平易な言葉で心に響く」といった声も多い本にっています!
参考になったリーダー論8選!!
それでは早速1つずつピックアップしていきたいと思います!
1章-9 リーダーのパッションは伝染していく
リーダーの姿勢は、組織にどんどん伝染していきます。リーダーがクヨクヨしていたら、みんながクヨクヨしてしまうのです。
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方より一部抜粋
だから、大事にしなければならないのは、常に「長期的には、何とかなる」と楽観的であることだと思いました。部下の前では、「1%でも可能性があるのであれば、絶対にいけるぞ。大丈夫!」という気持ちを持ち続けることです。
自分を振り返ってみると、こんな前向きな気持ちで部下に接していれただろうかと反省しました。
確かに、リーダーがネガティブでは、当然そのマインドは伝染していきます。特に「1%でも可能性があるのであれば、絶対にいけるぞ。大丈夫!」


ここはぜひとも参考にしていきたいと思いました。
もうひとつ、ネガティブなワードをできるだけ吐かない、ということも大事だと思います。わかりやすいネガティブな言葉に限りません。
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方より一部抜粋
あるとき、国会議員の朝食会に呼ばれました。その場で、ゲストスピーカーの国会議員が冒頭こう言って話を始めました。
「僕はみんなの前で話をするのが苦手なんです」
私はがっかりしてしまいました。せっかく話を聞こうとしているのに、いきなりそれはないだろう、人前で話をすることは政治家の大きな仕事だろう、と。
これもどうでしょう。苦手なことって、許されたい心が先走ってしまい、つい言い訳的に前フリをしてしまう事ってありますよね。


ですがこれも、相手が判断することなので、堂々としていないと逆に失礼ですよね。
2章-17 緊張せず人前で話すための三つの方法
リーダーとなると、人前で話す機会が俄然上がりますよね。すっごく緊張しますよね💦
この本でこんな方法も紹介されています
人前でしゃべっていると、聞いてくれている人の姿がよく見えます。そうすると何人か、一所懸命に聞いて、私の話にうなずいてくれる人がいるものです。そういう人の存在に、どれほど勇気づけられるか、これは人前で話したことのある人ならわかると思います。
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方より一部抜粋
だから、うなずいてくれる誰かを何人か早く見つけるのです。そして、その人たちに向かって話しかけるのです。
大勢に向かって話していると、怖い顔をしてにらみつけてくる人や、全然興味がなく眠そうにしている人もいて、面白くないと思っているんじゃないか、どんなふうに感じているんだろうか、など不安がいっぱい押し寄せてくるものです。
ところが、その中の話を聞いてくれている一人に話しかけるつもりになると、意外にリラックスできるものなのです。
たしかに、なぜか怖い顔でにらみつけてくる人もいます


ですが、中にはうなずきながら真剣に聞いてくれるような人もいるものです。
また、本の中で
という素敵なワードも出てきますが、これにも勇気づけられました。



今後も、自分の心から出るものを、話を聞いてくれる人たちへ注ぐ気持ちで話をしていこうと思います!
4章-27 判断は必ずしもスピーディーでなくていい
最近は、何をするにしてもスピードが求められるようになっています。意思決定と決断においても、やはりスピードが重視されるのではないか、と考えている人が少なくないようです。実際、経営者はほぼ例外なく短気で、即断・即決する人が多い。私もどちらかというと短気です。
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方より一部抜粋
しかし、そうであっても、何より避けるべきは、十分な情報がないままに間違った意思決定をしてしまうことです。スピードを意識し過ぎて、間違った判断をしてしまっては、意味がありません。
私も仕事の関係上、スピーディーな判断を求められる場面が多々あります。また、判断のみならず、何事も「スピード感」を求められているなという風潮はまだまだ続きます。
著者は、判断に迷う場合は、「いつまでに決定が必要か」を把握し、今決定しない、という事を決定するというのです。


そして期日までに十分な情報を集め、間違った判断のリスクを避けることも重要だと、ここでは学びました。
また、著者はこんなことも言っています。
急いで判断を求められる場合は、のちのち「やっぱりああしよう」という事が出てきてしまうもの。
その場合は見栄やプライド、みなにどう思われるかよりも、会社の為、みんなのために「朝令暮改」を恐れない。



これもリーダーにとってはとても大事な素直さですね。
4章-32 「上が決めたから」は絶対言ってはいけない
組織のリーダー、とりわけミドルのリーダーが最もやってはいけないことがひとつあり
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方より一部抜粋
ます。
それは、「オレはいいと思ったんだけど、上がダメだと言うんだよ」という台詞を部下に吐いてしまうことです。これは一番卑怯だと思うのです。
「あんなのおかしいと思うんだけど、社長が言っているからやるしかない。申し訳ないけど、やってくれ」というのも同様です。
ところが、「上が言っているから、しょうがないんだよ」で済ませてしまうミドルリーダーは驚くほど多いのではないでしょうか。
しかし、これでは部下はがっかりです。ミドルはいったい何のためにいるのか、と思われても仕方がない。ましてや、部下がやりたいことをミドルにお願いして、会社から却下されたときなどは、なおさらショックが大きい。
リーダーがこんなことをしていたのでは、とても部下からの信頼を得ることはできない。
これ、私も実際につい最近までやっていました・・・。
どうしてそうなのか、という事を部下にちゃんと説明をできないといけない。
それを怠るから部下ががっかりしてしまうというのです。
また、部下から上がってきた案件を簡単に却下された場合、部下へ特に説明なく「上が言ったから理解してくれ。そういうものだ」という言葉で片づけてしまえば、非常に残念ですよね。到底ついていきたいとは思えない。


そうではなくて、却下されたという結論は同じでも、一度は上司と闘ってくれて、なおかつ理由をしっかり説明できれば納得できると思います。
まとめ
①リーダーのパッションは伝染していく
②緊張せず人前で話すための三つの方法
③判断は必ずしもスピーディーでなくていい
④「上が決めたから」は絶対言ってはいけない
ここでは51の考え方の中から抜粋して4つご紹介させていただきました!
この4つだけでも非常に勉強になりますが、51個も学べば立派に人を動かすスキル、マネジメントスキルが向上することでしょう!
長くなりましたので、後篇に続きます!
管理職やリーダーの皆様もぜひ手に取ってみて下さい!


それでは、いい下山を!!
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