日本百名山#1「両神山」

こんにちは。いい下山です。

2025年3月23日。今回は、日本百名山は両神山へ登ってきましたので記録したいと思います。

都内から公共交通機関のみで百名山巡りをしていますので、同じような境遇の方のご参考になればうれしいです!!

まず、両神山とは・・・↓

両神山(りょうかみさん)は埼玉県秩父郡小鹿野町秩父市の境目にある奥秩父山塊の北部にあり、標高は1,723 m日本百名山の一つ。山岳信仰霊峰であり、両神山、三峰山武甲山をあわせて「秩父三山」という[1]。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本神話において神々の両親とされるイザナミ、イザナギを祀ることから両神と呼ぶ説、龍神を祀る山が転じて両神となったなど、いずれも山岳信仰が深い山であることがわかります。

いい下山

道中、至る所に鳥居やお地蔵様が立っていましたよ!

目次

アクセス

まずアクセスですが、秩父鉄道秩父本線「三峰口駅」からのバスであれば、一番早いバスが7:48に出ているのですが、

私の住む地域からだと始発でも間に合わない!ので、おとなしく「西武秩父駅」からのバス(8:20始発)に乗りました。

バスですが、所要時間1時間30分。日向大谷口には9:48着予定。途中で乗り換えが必要です。

まず、バスに乗り込むと運転手さんにどこまで行くか聞かれます。大体の方が「ダリア園」か「両神山」と答えます。

両神山と答えると、「乗り継ぎ券」をいただけて、終点の「薬師の湯」まで行くようにと言われます。そこが乗り換えのステーションになっているようです。

バス乗り換えのホーム

てっきり「両神庁舎駅」で乗り換えかと思っていたので少し混乱しましたが、そこは公共交通機関登山組のあるある。冷静に思考します。乗り継ぎのバス自体は10分前後で到着しました。

「乗り継ぎ券」をもらえばトータル500円でバスに乗れます。運営大丈夫なのかしらと心配になります・・・(^^;

帰りのバスは、15:10を逃すと17:15まで来ません。

両神山は6時間半~9時間が標準タイムと設定されていますが、15:10で帰りたいので、今回は無謀にも5時間!で帰ってくるペースで行きます!

今回のコース

日向大谷口バス停からスタート
(35分)(巻いて24分
会所
(90分)(巻いて70分
清滝小屋
(80分)(巻いて70分
山頂
(55分)(60分
清滝小屋
(70分)(巻いて45分
会所
(30分)(巻いて20分
日向大谷口バス停

結構標高差があります💦

いい下山

清滝小屋~山頂までは残雪が結構あり時間がかかってしまいましたが、ギリギリ5時間ジャストで帰ってこれました!!

途中、残雪とクサリ場のミックスもあったりして、かなり楽しめましたが、安全第一で登りましょう!

ちなみにトイレは登山口と途中の清滝小屋(冬季トイレもあり)にあります!

また、小屋は休業中(25.3現在)なので、水分などは気をつけましょう!!!

日向大谷~会所

それでは日向大谷口バス停を後に、出発します!

ここより一個上に「両神山荘」があり、百名山バッチが600円くらいで買えました!!

登山口付近はこの時期はミツマタがきれいでした

両神山へと入山する鳥居が待ち構えています!
山岳信仰を感じられます。

1、2か所クサリ場がありますが、比較的緩やかな登山道が続きます♪

ただ、結構細い道をトラバースすることがあり、YAMAPでは転落注意マークが付いていましたので、気を付けましょう!!

会所~清滝小屋

ここから先が結構登ります💦スタートを共にしていた登山客とここですれ違いました。かなりのスピードで歩いていたつもりでしたが案外そんなことなかったのかな?

また、前方には若い男性2人組が割と早めのペースで、一切乱すことなく同じ歩幅で歩き続けていました。

急いでピストンの予定だった私は、みなさんの意外な速さに焦り、ここでペースを乱します。(笑)

いい下山

こういう癖、治したい・・・(^^;

とはいえ、ウサギと亀の寓話を信じて、行きまーす!!

私の歩行ペースは、心拍が上がらない程度を一定に、決めたポイントまで立ち止まらず歩き続けるスタイルを目指しています!

至る所に、観音像的なのがありました!!

結構、雪の残っている箇所も多いですが、まだチェーンスパイクは装着せず歩き続けます。

むき出しの岩場が結構あります。かっこいい

ここから清滝小屋までずーっと登ります!!結構しんどい!!

清滝小屋到着!!

25年3月現在休業中でしたが、中で休むことはできるようになっていました。

外のベンチで10分ほど休憩します・・・ふぅ。

清滝小屋~山頂まで

ここからもうひと踏ん張り!標準で80分歩きます。

最初はつづら折りの登りをずんずん進んでいきます。

途中で、クサリ場登場。
しかも、残雪とのミックス!!ここでチェーンスパイク装着。滑落のリスクを考えるとハードシェルなんかも装着したいところです。

写真で伝わりずらいですが、かなりの斜度です!!

埼玉県の山でも結構雪が残っていますね。この日は気温も暖かくシャバシャバな雪で、
チェンスパだと少し滑りました💦
歯が長めの軽アイゼンくらいのほうが吉か?

両神神社が見えてきました。

通常では狛犬の位置に山犬(狼)の石像が置かれている。狼を神の使いとする三峰神社の影響のようです。

山頂直下はごつごつの岩場が多い!!

山頂付近からの眺め。天気が良くて最高です!

もう一息です!足元に注意しながら慎重に登ります。

スタートから2時間50分。ようやく山頂に到着です!
この時点で予定より遅れていますので記念撮影をしたらそそくさと下山します。(笑)
2時間くらいで下山しないとバスに間に合いません。

と、この時点でとんでもないことに気づきます。。。

帰りはピストン

いい下山

み、水がないっっ!?!?

そう、この日は麓で23度前後、山頂気温も10度前後とかなり暖かく、
なんと1.2Lほど持って行っていた水をすべて飲み干してしまっていたのです、、、
(ハイドレーションパックなので気づかなかった・・・)

正直かなり焦りました。。が、言っていても仕方がない。自販機もないし。
まだ下りなのが幸いなところ!遭難しなければ大丈夫!というポジティブマインドでスピーディーな下山を目指しました

のどが渇いたこと以外は問題もなく、無事下山。時間ギリギリ、バスの10分前に到着しました!

学んだこととまとめ

学んだこととまとめです。

①残雪期はチェーンスパイク必須で、かなり足元取られる。二回くらい転びそうになった。
②残雪の影響で山行予定は遅れる
③クサリ場でポールは邪魔。
④サクサク行けるだろうと舐めてはいけない。思ったよりハードでした。(難易度5段階の3くらい)
⑤水は重たくても想定の1.5倍は必要。
⑥バスは乗り継ぎ券が想定外だったので注意が必要。
⑦一定のペースで歩けるような冷静さを今後もっと大事にしたい。

両神山、総じていい山でした!!
皆様もしっかりとした無理のない山行予定を立ててぜひ登ってみてください♪

翌日は結構筋肉痛でしたが、やはり山はいろんな学びをくれますね!

一山超えて成長して、またいい下山をしましょう!

以上、いい下山でした。


皆様の人生に幸あれ!

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この記事を書いた人

映画「誰も知らない」のような幼少期を過ごし、義務教育をあまり受けず、30代前半までフリーターでどうしようもない自分でしたが、今の奥さんとの出会いを転機に幸せに向かって歩んでいます。
「全ての孤独を許し合える優しい世界を作り、自由になる」ことが夢です。

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